人間ドック(半日・一日)及び各種健康診断
当院では、デジタル・レントゲン検査による胸腹部のX-P撮影に骨塩測定(骨粗鬆症の検査)に最新の超音波画像診断(エコー)検査、CAVI(血圧脈波)検査やスパイロ(呼吸機能)検査、心電図及び24時間ホルター心電図、採血検査も院内において全血球計算(全血算, CBC)とCRPだけでなく生化学検査も行える検査機器を導入し土日や祝日の診療でも必要な場合は、 いつでも検査が行える体制を整えており健康診断やドックでも活躍しております。
現在人間ドック業務は中止にしております。
各種 健康診断と予防医学管理
当院では、大学及び各種専門学校等の進学用の健康診断、各種の提出用の成人病の健康診断を行っております。御気軽に御相談下さい。また予防医学の観点から当院では、御希望の患者様に血管年齢の測定や成人病スクリーニングを行っております。カップルでお友達と御気軽にお受けいただけます。
当院の採用した呼吸機能(スパイロ)検査の機器です。呼吸機能検査では、気管支喘息や肺結核、肺線維症、気管支拡張症、肺気腫などの慢性の呼吸器疾患などが
調べられます。またCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、別名タバコ病の早期発見に役立ち禁煙治療にも役立っています。
超音診断装置(エコー)で頸動脈を検査します。この頸動脈エコーで頸動脈の動脈硬化やプラーク(隆起性病変)の有無や頸動脈の狭窄のなどを調べる事が出来ます。脳梗塞の予測検査として予防や治療にも活用されています。動脈硬化症が進行すると心臓では、に大きな負担がかかる為、高血圧・心肥大・心不全などの心疾患につながります。また血管が狭くなったり詰まったりすると 心筋梗塞・狭心症・脳梗塞・下肢閉塞性動脈硬化症などを引き起こします。詰まるだけで無く血管が破綻し破れると クモ膜下出血などの脳出血をきたしますので生命の危険にも繋がります。
またCAVI(キャビィ)検査と併用して調べるとより効果的です。CAVI(キャビィ)とは動脈のかたさを表します。動脈は血液を全身に送るポンプの役目を果たしています。ポンプの内側の圧力(血圧)が変化したときのふくらみ具合をみることによって…そのポンプのしなやかさ(動脈のかたさが)わかります。動脈硬化症が進んでいる程、CAVIの値は高くなります。これは脳の動脈に影響し脳梗塞や心臓の冠動脈への影響して心筋梗塞や狭心症などを発症します。またこの検査機器ではABIを測定することで痛みが血管性なのか神経性なのかの鑑別診断出来ます。時にこれによりASO(閉塞性動脈硬化症)を発見できます。一定の距離を歩くとふくらはぎの部分が痛くなり、立ち止まってしばらく休むと足の痛みが消えるという症状…心当たりがある方は動脈硬化症が疑われますので検査を受けると良いでしょう。
動悸・胸痛などの自覚症状はありませんか?当院では入浴を含めた24時間心電図検査を行っています。このような日常生活に動悸、めまい、胸痛を感じる方に対して、24時間心電図検査をおすすめしています。放置すると狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患から不整脈による様々なイベントが起こる可能性があります。早期発見する事で早目の予防を行いましょう。このホルター心電図は、小型軽量の装置を身につけ日常生活中の24時間の心電図を記録するものです。これを解析する事で不整脈の解析。また冠動脈が痙攣する冠攣縮性狭心症などは労作と無関係に夜や早朝に多く見られ、短時間の病院での心電図検査や負荷心電図検査では中々診断がつかない事がありますが実生活の中で心電図を記録し続ける事で早期診断治療が可能となります。
自動血球計数CRP測定装置
Microsemi LC-667CRP
生化学血液自動分析装置
Piccolo Xpress
当院採用の約6分で3検体同時にHbA1cを迅速に測定できる検査機器です。HbA1cは、NGSP値 (%)もJDS値(%)も共に結果がでます。
ダイビング健康診断
例年ダイビングによる事故は、後を絶ちません。平成15年度は、国内で把握されている潜水中の事故は、56件、うち死亡に至っている人数は、23名に上ります。当院では、各種ダイビング指導団体のC-カード取得用やスキルアップでの健康診断を行っております。スキューバーダイビングでは、アトピー性皮膚炎・花粉症・アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患をはじめ、様々な基礎疾患を潜在的に持っている事でリスクが大きく異なってきます。当院では、ダイバーである医師が呼吸機能検査を中心に必要に応じてレントゲン撮影や血液検査、予防医学として用いている加速度脈波計などを用いて様々な角度から診断を行っております。各種講習を行うダイビングショップの皆様にとってもより安全なダイビングスクール活動を安心して行う事が可能となります。 お気軽にお問い合わせ下さい。
人間ドック(半日・一日)
現在、医学の進歩により高齢化社会が急速に進んでおります。しかし長生きをしても病院のベットの中や闘病生活を行う長生きでは、寿命を延ばす意味が半減します。より豊かな長寿・高齢化を迎えるには、健康でなければ意味が無いと考えます。成人病や各種の疾患を事前にスクリーニングし対応する事は、予防医学の観点から必要な防衛策となります。当院では、御気軽に受診できる半日人間ドックやOPをお好みにお選びになり、お好み人間ドックを行っております。基本的な人間ドックにオプションとして御自身で選択できる様々な項目も御用意しております。選択などでお判りにくい点は、担当医師に御気軽に御相談下さい。
簡単ドック(半日・人間ドックコース)|基本項目
検査項目 | 検査内容 |
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診察・基礎的検査 | 身長・体重・体脂肪率・肥満度・血圧・脈拍・視力・聴力 |
心電図検査 加速度脈波検査 呼吸機能検査 |
安静時標準12誘導 血管年齢測定 肺活量・FVC・MVV・MV |
胸・腹部X線検査 超音波検査 |
直接撮影(胸・腹部) 肝臓・胆嚢・腎臓 |
血液検査 (血液学)(生化学)(免疫学) |
赤血球・白血球・ヘモグロビン・ヘマトクリット・血小板数・MCV・MCH・MCHC・総蛋白・BUN・糖・Cr・尿酸・中性脂肪・総コレステロール・HDLコレステロール・総ビリルビン・GOT・GPT・ALP・LAP・LDH・Ch-E・γ-GTP・Na・K・Cl・血液型(ABO式)(Rh式) HBs抗原(RPHA) |
尿検査 便検査(RPHA) |
蛋白・糖・ウロビルノーゲン・ケトン体・PH・潜血・沈査便潜血反応(一日法) |
費用(税込み) | ¥40,700円 |
脳梗塞リスクマーカー(A6C)検査を行っております
血液検査で自覚症状がない小さな脳梗塞…「かくれ脳梗塞」または「無症候性脳梗塞」のリスクを知る事が可能です。「かくれ脳梗塞」は、脳卒中や認知症になりやすいといわれています。
脳梗塞リスク評価は、血液分析によって、かくれ脳梗塞の可能性を探る”安価・簡便”な検査です。この新しい検査方法は、脳梗塞患者さんの血液内で高くなることが分かっている、細胞を傷つける”アクロレイン”と炎症マーカー2種を測定する事で評価されます。特に50歳以上、血圧が高め、糖尿病、高脂血症、習慣性喫煙のある方にお勧めであり…この検査で高リスクと判定されれば画像診断や脳ドックを受けると良いでしょう。
検査費用(税込み) | 10,450円 |
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脳梗塞・心筋梗塞リスクマーカー( Lox-index 検査 )検査を行っております
脳梗塞・心筋梗塞リスクマーカー(Lox-index)は、動脈硬化の進行から将来の脳梗塞、心筋梗塞の発症までを予測できる最新の血液検査です。動脈硬化の原因となる変性LDLとLOX-1という2つの物質を調べることで、リスクを測定します。動脈硬化は自覚症状がないまま進行する場合が殆どであり、ある日突然脳梗塞・心筋梗塞を発症してしまいます。症状を自覚してから時間がないという点がガンとの一番の違いであり、最も怖い点でもあります。動脈硬化は生活習慣の改善で比較的予防できる疾患であり、早めにリスクを知ることが大切です。採血だけの簡単な検査で、検査結果は10日から14日程度で判ります。
検査費用(税込み) | 14,300円 |
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脳梗塞・心筋梗塞リスクマーカー(Lox-index)は、こんな方が受診対象となります
- ご家族に脳梗塞・心筋梗塞に罹った人がいらっしゃる方
- 高血圧、脂質異常症、糖尿病に罹っており、動脈硬化が気になる方
- 将来の脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクが気になる方
- 40歳以上の方
遺伝子検査 マイクロアレイ血液検査を行っております
わずかな血液で消化器がん(胃・大腸・膵臓・胆のう胆管)を早期発見する感度の高い遺伝子検査です。
がんがあるにも関わらず陰性になる可能性は約1.5%です。
ステロイドや免疫抑制剤の内服、インターフェロンや抗がん剤使用、ワクチン接種後2ヶ月以内(インフルエンザは1週間以内)に該当する方は、反応に影響がある可能性があります。
検査費用(税込み) | 103,400円 |
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がん血液検査(マイクロアレイ血液検査)について
当院では平成24年8月からがん血液検査(マイクロアレイ血液検査)を導入しました。
マイクロアレイ血液検査の「マイクロアレイ」とは、がんなどに対する体の反応を遺伝子レベルで測定できる最新の技術のことです。血液ががん細胞に反応する状況を世界で初めて遺伝子レベルでとらえることができるようになり、これを利用して開発されたのが「マイクロアレイ血液検査」です。
※ここで抽出する遺伝物質とはRNA(リボ核酸)のことです
血液を使ったがんの検査の1つに腫瘍マーカーがあります。これはがん細胞がつくり出すタンパク質などを測定することでがんがあるかどうかを診断するというものです。しかし腫瘍マーカー単独でがんを診断することは難しいとされ、現状ではがん診断の補助的な検査や治療後の経過観察の検査として使用されています。
新しい方法として消化器のがんを遺伝子レベルで判定できるマイクロアレイ血液検査があります。
・この検査は医療機関で血液を採取する必要があります。検査をご希望の場合は主治医の先生にご相談いただき、検査の内容をよくご確認の上、病院やクリニックなどの医療機関で検査をお申込み下さい
・この検査は健康保険の対象とはなっておりませんので、自由診療となります。